2022年度 ちば認知症相談コールセンター相談データ分析
■2022年度の相談傾向
2022年度の相談件数は前年度より75件増えて1150件(内面談12件)であった。3年連続1000件を超える電話相談があり、2022年度も過去最高の件数となった。新型コロナも3年目となり、リスこの高い高齢者や基礎疾患を持っている介護者や認知症本人にとって自宅にいながら相談できる「ちば認知症相談コールセンター」の活用が定着してきているものと考える。
相談者の87%は認知症になっても在宅で生活をしている。 本人のみならず介護する家族の生活も保障されなければ「認知症があっても安心して暮らせる社会」とはならない。コールセンターは相談者に寄り添って耳を傾け、溜めている悩みや愚痴を吐き出しストレスを発散できる場として、これからも介護を前向きに捉えられるような支援をしていきたいと考えている。